■アクセサリー&ディテール・アップ・キット:その他■


  • エデュアルドドラゴン1/35用エクスプレス・マスク

    XT074 Morser Karl wheel mask
    XT074 Morser Karl wheel mask
    (2003年5月発売)

    ドラゴンのキット対応の塗装用マスク。 上部のリターン・ローラー用である。

    (記2003年6月)


  • JP Hobbyドラゴン1/35用コンバージョン・キット
    JP35009 60cm Moerser "Karl" Geraet 040 - early chassis
    (2003年6月発売)

    ドラゴンのキット の11転輪シャーシをI, II号砲の8転輪シャーシに改造するためのキット。 車体下部側面板ごと置き換える。 転輪配置も正確に車体左右で非対称に再現されている。 一部省略されている細部を追加してやればかなり良い仕上がりになりそうであるが, 起動輪, 誘導輪とキャタピラはドラゴンのキットからそのまま流用することになっているのがいただけない。 8転輪シャーシと11転輪シャーシではキャタピラのピッチが異なり, 起動輪の歯の数も違う。 誘導輪については, II号砲ではIII号砲以降の11転輪シャーシの誘導輪と同じであるので問題ないと言えるが, I号砲を作りたければこの点も気になる。

    このコンバージョン・キットが発売された後, トランペッターが8転輪シャーシのキット(00208) をリリースしてしまったので, 本製品の存在意義はかなり薄れてしまった。


    JP35009 60cm Moerser "Karl" Geraet 040 - early chassis



    (記2003年8月,2004年10月)


  • タンク・ワークショップトランペッター1/35用転輪パーツ

    TWS2007 Morser Karl-Gerat Inserts

    TWS2007 Morser Karl-Gerat Inserts
    (2007年1月発売)

    11転輪シャーシの トランペッターのキット(#209, #215) の転輪パーツの裏側のモールドが省略されているので, このパーツを嵌めよ,という簡単なディテール・アップ・パーツである。 ただしこの部分が見えるのは,キットを自走状態で組み立てた場合のみであることに注意。 射撃状態や貨車輸送状態を作成する場合には, もとから転輪の裏側は見えないのでこのパーツは不要である。

    合いはあまりよくない。 レジンで変形なく真円を成型するのは難しいと思うので致し方ないか。

    (記2007年2月)


  • ペディングハウス・デカール1/35, 1/72, 1/87 カール用デカール

    EP2145 Beschriftung fuer den 60 cm Moerser Karl 1/35
    EP2145 Beschriftung fuer den 60 cm Moerser Karl 1/35
    EP2146 Beschriftung fuer den 60 cm Moerser Karl 1/72
    EP2208 Beschriftung fuer den 60 cm Moerser Karl 1/87
    (2010年発売)

    カールと運搬用貨車用のデカール・セット。 1/35, 1/72, 1/87の3種が発売されている。 内容はスケールに関係なく同じである。 1/35のトランペッターのキット2種や, 1/72のホビーボスのキット に付属のデカールは割と充実しているが, 他のキットのデカールは物足りない内容であるので, このようなサード・パーティ製のデカールは重宝する。 特に1/87のトライデントアーティテック のレジン・キットに使えるデカールは皆無であったのでありがたい。

    カール本体用はニックネームと車体番号で,白と黒の2種類が用意されている。 ただし,Adam, Eve, Wotan, Odin, Feniriについては, 実際に車体に書かれていたことがわかる戦時中の写真などは見つかっていないので, 字体や大きさが適当であるかどうかは何とも言えない。 なおAdamについては クビンカ戦車博物館に残る車両の塗装を剥がした下から文字が発見されたことから (資料[38]), 書かれていた時期があったことは間違いない。 またThorの字体は, 1942年当時の白いマーキングと1944年夏の黒のマーキングでは微妙に字体が違うようなのだが。 キットのデカールはそのどちらとも少し違うように見える。

    ローマ数字の車体番号は, 時期や車両によって書かれている位置や大きさに変化があるようだし, どこに書かれていたか全て明らかになっているわけでもないので, 今後の研究課題である。 また1941〜1942年頃の3号砲(Nr.III, Odin)や4号砲(Nr.IV, Thor) では,車体番号はローマ数字ではなく,算用数字だったようである。

    残念ながら1941〜1942年頃の写真で, 3号砲や4号砲の車体に書かれていた部隊マークは含まれていない (ただしこの部隊マークは意匠や色が定かではないのではあるが)。

    デカール車両,時期備考
    ニックネームAdamNr.I, ?戦時中の記録写真では確認できず
    ニックネームAdamNr.I, ?戦時中の記録写真では確認できず
    ニックネームBaldurNr.I, ?記録写真では確認できず
    ニックネームBaldurNr.I, 1943-1944字体が少し違う
    ニックネームRexNr.I, ?記録写真では確認できず
    ニックネームRexNr.I, 1944字体は不明
    ニックネームEvaNr.II, ?記録写真では確認できず
    ニックネームEvaNr.II, ?記録写真では確認できず
    ニックネームWotanNr.II, ?記録写真では確認できず
    ニックネームWotanNr.II, ?記録写真では確認できず
    ローマ数字IIINr.III, ?記録写真では確認できず
    ニックネームOdinNr.III, ?記録写真では確認できず
    ローマ数字IIINr.III, ?記録写真では確認できず
    ニックネームOdinNr.III, ?記録写真では確認できず
    ローマ数字IVNr.IV, ?記録写真では確認できず
    ニックネームThorNr.IV, 1942字体が少し違うようである
    セバストポリ戦時には車体前部に部隊マークもあった
    ローマ数字IVNr.IV, 1944 
    ニックネームThorNr.IV, 1944字体が少し違う
    ローマ数字VNr.V, 1943 
    ニックネームLokiNr.V, 1943字体が違う
    ローマ数字VNr.V, 1944 
    ニックネームLokiNr.V, 1944 
    ローマ数字 VINr.VI, ?記録写真では確認できず
    ニックネームZiuNr.VI, ?下記参照
    ローマ数字VINr.VI, 1944 
    ニックネームZiuNr.VI, 1944ワルシャワ蜂起時, 片側は白との説もあり (資料[57]
    ニックネームFeniriNr.VII?, ?記録写真では確認できず
    ニックネームFeniriNr.VII?, ?記録写真では確認できず

    (記2011年3月)


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